第23回 東京大学 生命科学シンポジウム
ご挨拶

実行委員長からのご挨拶

 東京大学生命科学シンポジウムは、毎年、東京大学において生命科学に携わるすべての研究者および学生が情報交換や親睦を深めることを目的として開催されています。
 第23回目となる令和6年度は、6月14日(金)夕刻にオンラインで金曜特別講座を実施し、6月22日(土)には駒場キャンパス21KOMCEEにて講演会、若手ワークショップ、ポスター発表を対面で行います。昨年度はコロナ禍後、初の対面開催となり、大学院生中心のポスター発表をはじめとし非常に熱気のあるシンポジウムとなりました。今年も対面開催ですので、異分野の研究者が直接交流することにより、新たな研究のアイデアや共同研究が生まれることを期待しています。
 初日は「金曜特別講座」が予定されており、二日目には本学のさまざまな部局の教員による講演や大学院生・若手研究者によるポスター発表、若手研究者によるワークショップが開催されます。金曜特別講座では、医学系研究科の竹田誠先生に「ウイルスと人とワクチン」に関して講演していただきます。部局からの講演では、大気海洋研究所、総合文化研究科/理学系研究科、情報理工学系研究科、医科学研究所付属ヒトゲノム解析センターから、多岐にわたる最先端の生命科学研究に関して紹介していただきます。講演終了後には、懇談会も予定されていますので、異分野の研究者との交流の場として奮ってご参加ください。
 新型コロナウイルス感染症との闘いにより、生命科学の基礎・応用研究の重要性が再認識されました。現在も生命科学は新規技術の登場やAIとの融合などにより急速な進展を見せており、生命現象の理解や生物個体への応用にとどまらず、エネルギー問題や環境問題、食糧問題といった地球規模の問題の解決においても重要な役割を果たすことが期待されています。したがって、総合大学である東京大学における生命科学の役割は増大しています。本シンポジウムを通じて、「東京大学生命科学の世界」に飛び込み、その未来を感じていただければ幸いです。
 最後に、本シンポジウムに協賛していただいた企業・団体関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

実行委員長 西増弘志 教授
東京大学先端科学技術研究センター

実行委員長 兵藤晋 教授

実行委員長 西増弘志 教授

東京大学先端科学技術研究センター

第23回 東京大学シンポジウム

実行委員長  西増 弘志 教授(東京大学先端科学技術研究センター)
実行副委員長 岡崎 拓 教授(東京大学定量生命科学研究所)
実行委員   大坪 瑶子 特任助教(東京大学生命科学ネットワーク)
       

2024 BIO UT
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