地球上の生命に関する不思議や、病気の原因や治療方法の開発、生命科学と人間社会の関わりなど、東京大学では多種多様な分野の研究と教育を進めています。
実行委員長からのご挨拶
東京大学生命科学シンポジウムは、毎年、東京大学において生命科学に携わるすべての研究者および学生が情報交換や親睦を深めることを目的として開催されています。
第24回目となる令和7年度は、6月20日(金)、21日(土)に浅野キャンパス武田ホールにて講演会、若手ワークショップ、ポスター発表を対面で行います。今年も対面開催ですので、異分野の研究者が直接交流することにより、新たな研究のアイデアや共同研究が生まれることを期待しています。6月20日(金)夕刻には、オンラインで金曜特別講座を実施します。
本学のさまざまな部局の教員による講演や大学院生・若手研究者によるポスター発表、若手研究者によるワークショップが開催され、初日は「金曜特別講座」が予定されております。金曜特別講座では、医科学研究所の 中西真先生に「老化を科学する」と題して講演していただきます。部局からの講演では、生産技術研究所、人文社会系研究科から、最先端の生命科学研究に関して紹介していただきます。講演終了後には、懇談会も予定されていますので、異分野の研究者との交流の場として奮ってご参加ください。
昨年のノーベル生理学・医学賞と化学賞が、生命科学とAIとの融合研究に授与されたことからも象徴されるように、生命科学は新規技術の登場やAIとの融合などにより急速な進展を見せており、生命現象の理解や生物個体への応用にとどまらず、エネルギー問題や環境問題、食糧問題といった地球規模の問題の解決においても重要な役割を果たすことが期待されています。したがって、総合大学である東京大学における生命科学の役割は益々重要になっています。とくに、これからの生命科学を担う若手の皆様には、本シンポジウムを通じて「東京大学生命科学の世界」に飛び込み、ダイナミックに躍動している最先端研究内容、および、現場でご活躍されている皆様の研究への熱量を体感していただければ幸いです。
最後に、本シンポジウムに協賛していただいた企業・団体関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
実行委員長 榎本和生 教授
東京大学大学院理学系研究科
実行委員長 榎本和生 教授
東京大学大学院理学系研究科
第24回 東京大学シンポジウム
実行委員長 榎本 和生 教授(東京大学大学院理学系研究科)
実行副委員長 稲田 利文 教授(東京大学医科学研究所)
実行委員 大坪 瑶子 特任助教(東京大学生命科学ネットワーク)
2025 BIO UT
ポスター(1P)
PDFダウンロード