第15回　東京大学生命科学シンポジウム

「東京大学生命科学シンポジウム」は、東京大学全ての部局の生命科学に関心がある研究者だけでなく、市民の方々にも公開し、情報交換ならびに親交を深める場を提供することを目的として毎年開催されています。第15回目となる本シンポジウムは平成27年6月27日（土）、工学系研究科が実行委員を務めさせて頂き、東京大学弥生キャンパス内の武田先端知ビルにて、講演会とポスター発表を中心として行います。
　講演では、生産技術研究所、理学系研究科、教育学研究科、新領域創成科学研究科、医科学研究所、薬学系研究科、情報理工学系研究科、大気海洋研究所の8部局から推薦頂いた先生方に最先端の生命科学研究をご紹介頂きます。本シンポジウムの魅力は、文系から理系まで全く異なる研究領域の研究者が一同に集まり生命科学を語るという分野横断的な会であることにあります。普段では全く出会わない分野の先生方が集まることにより、新しい融合領域の発掘に繋がると期待できます。さらに、先端医療の基礎研究を実用化へと導き医療全般への貢献を促進するために、東京大学の全学組織として発足した「東京大学トランスレーショナル・リサーチ・イニシアティブ（TR）機構」から講演を頂きます。大学の研究者—企業との出会いの場として活用してもらえればと思っています。また、若手の研究者を中心にポスター発表を募集して行います。是非、大学院生及び博士研究員諸君からのたくさんの応募を期待しております。
　最後に、本シンポジウムの企画運営にあたり、平成26年度の生命科学ネットワーク長・宮園浩平医学系研究科長、平成27年度の生命科学ネットワーク長・福田裕穂理学系研究科長、各部局の生命科学ネットワーク幹事の先生方、並びに、光石衛工学系研究科長には、様々な御高配を賜りました。また、本シンポジウムは、協賛企業のサポートを受けて運営致しております。実行委員会を代表して、厚く御礼申し上げます。

実行委員長　高井まどか