第20回 東京大学 生命科学シンポジウム
ご挨拶

実行委員長からのご挨拶

 東京大学には、生命科学に携わる17の部局が参画する「生命科学ネットワーク」という部局横断型組織があります。「東京大学生命科学シンポジウム」は、このネットワークが主催するメインイベントであり、2020年のシンポジウムは20回目の記念すべき大会となります。第20回大会は「生命科学の未来にコミット!」と題して、これまで以上に若い方々の活力を結集する場となることを目指しています。
 今年も台風や記録的な大雨など、大きな災害に見舞われた年でした。地球規模での気候変動がおよぼす環境への影響は、当然ながら生物の多様性や生態系にも大きな影響を与えることが懸念されています。加えて、マイクロプラスチックなど環境や生物への人為的な影響も大きな社会問題となっており、今後ますます広い視野に立った生命科学研究が求められます。基礎生物学的な知見の蓄積から課題解決研究まで、分子レベルのメカニズム解明からフィールドサイエンスまで、理系部局から文系部局までを包括する部局横断型の生命科学ネットワークはきわめて重要な役割を果たすと確信しています。
 2019年は吉野彰博士がノーベル化学賞を受賞され、若手研究者への激励のメッセージが報道されました。基礎研究の重要性や若手研究者支援の必要性は、ノーベル賞受賞者から毎回強調されていますが、生命科学ネットワークでも若手研究者の研究発展支援を重要な使命と考えています。第20回シンポジウムが駒場キャンパスで開催されることもあり、これまでのポスター発表や講演会に加えて、2つの新しい試みをすることとなりました。ひとつは、大学院生・若手研究者のネットワーク構築を推進するために、多様な部局・研究分野に所属する方々によるワークショップを企画しました。もうひとつは、さらに次の世代へとつながることを目的として、高等学校の教諭・生徒のみなさんにも参加を呼びかけたことです。
 ぜひとも多くの学部学生・大学院生・研究員・教員のみなさんに参加していただき、研究交流や教育の場として活用されることを願っております。また、これから進学選択をする前期課程の学部生の方々にも積極的に参加していただき、東京大学内で行われているさまざまな研究にふれてほしいと思います。高等学校の生徒のみなさん、教諭の方々との交流や議論を通して、将来の生命科学の発展につながることを期待しています。シンポジウム終了後の懇談会にもふるってご参加下さい。
 最後になりましたが、本シンポジウムに協賛して下さる企業・団体関係者のみなさまのご理解とご支援に、心より御礼を申し上げます。

2019年11月 記

実行委員長 兵藤 晋
東京大学 大気海洋研究所 教授

実行委員長 兵藤晋 教授

実行委員長 兵藤 晋 教授

東京大学大気海洋研究所

第20回 東京大学シンポジウム

実行委員長  兵藤 晋(東京大学大気海洋研究所 教授)
実行副委員長 永田晋治(東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授)
実行委員   新冨美雪(東京大学生命科学ネットワーク 特任助教)
       鈴木雅京(東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授)
       高木 亙(東京大学大気海洋研究所 助教)

2020 BIO UT
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